池袋暴走で、てんかん医師、金子庄一郎容疑者（５３）を現行犯逮捕

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金子庄一郎医師


１６日午後９時３５分ごろ、東京都豊島区東池袋１のＪＲ池袋駅東口近くの

歩道に乗用車が乗り上げ、歩行者を次々とはねました。車は衣料品店に

突っ込んで止まりました。

警視庁池袋署によりますと、板橋区の薬剤師、江幡淑子（えばた・としこ）

さん（４１）が頭を強く打ち、１７日未明に死亡が確認されました。

２５～７１歳の男女４人も骨盤骨折などの重軽傷です。

同署は車を運転していた男を自動車運転処罰法違反（過失傷害）容疑で

現行犯逮捕、容疑を同致死傷に切り替え、詳しい事故原因を調べています。

逮捕されたのは北区王子３、医師、金子庄一郎容疑者（５３）で、自身も

左手首を骨折しました。

金子庄一郎容疑者は「運転していたのは間違いない」と容疑を認め「歩道に

突っ込んだのは覚えていない。疲れて居眠りしていたので、覚えていないの

かもしれない」と供述しているそうです。

金子庄一郎容疑者は現場近くの地下駐車場を出た後、右回りにＵターンしか

できないレーンをほぼ直進し、約５０メートル先の歩道に乗り上げました。

車が暴走する前にいったん止まったとの目撃情報もあるそうです。

現場にブレーキをかけた跡はありませんでした。

金子庄一郎容疑者の呼気からアルコールは検出されず、車内や所持品から

薬物も見つかっていません。尿の簡易検査でも薬物は検出されませんでしたが、

さらに詳しく調べています。

本日、金子庄一郎容疑者は逮捕後、「持病は特にない」と供述していましたが、

妹から「兄は過去に髄膜炎になり、その後てんかんを患っている」と申告が

ありました。

事故翌日には、台東区にある病院の神経科の男性医師から警察に「（金子容疑者の）

主治医として定期的に診察していた」と連絡があったそうです。

主治医の説明では、金子庄一郎容疑者は２００６年１１月から月１回通院し、

投薬治療を続けていました。

主治医に対し、「大学３、４年の時にてんかんと診断された。きちんと処方薬も

飲んでいる」と話していたそうです。

主治医は警察に対し「投薬治療で症状はコントロールされており、毎日薬を

服用していれば運転への影響は少ないと判断していた」と説明しているそうです。
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金子庄一郎容疑者は、東京都北区王子３丁目で金子診療所という診療所

および金子労働衛生コンサルタント事務所という事務所を構えています。

金子労働衛生コンサルタント事務所の概要
・名称 金子労働衛生コンサルタント事務所
・所在地 東京都北区王子３丁目１５－６（金子診療所内）
・電話番号 03-3914-3209
・E-Mail [e-mail]

・Webサイト 金子労働衛生コンサルタント事務所
・その他 【金子診療所での診療科目】
　内科／呼吸器科／循環器科／小児科／胃腸科／消化器科

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