森島輝実容疑者が被害者の渡辺佐和子さんのスマホでなりすまし

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森島輝実容疑者

森島輝実容疑者


被害者の渡辺佐和子さん


大阪府門真市のマンションなどで切断された遺体が見つかった事件で、遺体の一部とＤＮＡ型が

一致した渡辺佐和子さん（２５）のスマホから同僚や家族に、自分の意思による失踪をほのめかす

メッセージが届いていたことが分かりました。

渡辺佐和子さんが行方不明になった翌日の昨年１２月２５日の日中に送られていました。

警察は自称イラストレーターの森島輝実（てるみ）容疑者（２９）が事件が発覚しないよう、

なりすました疑いがあるとみています。

渡辺佐和子さんは１２月２４日夜、森島輝実容疑者のマンションの防犯カメラに映ったのを最後に

目撃されていません。

２５日は勤務先の東大阪市の生花店を無断欠勤しています。心配した同僚が日中に電話を入れ

ましたが、つながりませんでした。

この直後、ＬＩＮＥ（ライン）で「迷惑をかけてすいません」

「どうしていいか分かりません」などのメッセージが同僚に送られてきたそうです。

家族や友人にも同じ頃、「心配しないで」という趣旨のメッセージが送信されるなど、

渡辺佐和子さんが失踪をほのめかしていると受け止められるような文言でした。

しかし、思い当たるようなトラブルは確認されておらず、同僚や家族はメッセージの内容に違和感を

持ったそうです。

渡辺佐和子さんのスマホは見つかっておらず、警察は森島輝実容疑者が廃棄したとみています。

一方、森島輝実容疑者が以前に渡辺佐和子さんと暮らしていたシェアハウスの住人男性（３１）に

よりますと、森島輝実容疑者が１２月２４日にシェアハウスを突然訪れ、男性らに「渡辺さんと連絡が

とれなくなって心配だ。私には連絡がない。どこへ行ったんだろうか」と話していたという。

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