日大名誉教授山岡永知を解職処分

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山岡永知名誉教授


日本大の山岡永知名誉教授（７７）が元暴力団組長から現金２０００万円を借りていた問題で、

日大は１０日、「大学の名誉を傷つけた」として、山岡永知名誉教授を同日付で解職処分に

しました。

山岡永知名誉教授は２００８年に日大を退職し、現在は大学院法学研究科の非常勤講師を

務めていました。

日大は同日、調査委員会を開き、山岡永知名誉教授から事情を聴取。事実を認めたため、

解職を決めました。

山岡永知名誉教授は調査に対し、自身の事業のパートナーを通じて元組長と知り合い、

すぐに指定暴力団山口組系組幹部であることを知りましたが交際を続けていたと説明。

同大法学部教授だった１０年前と８年前に１０００万円ずつ借り、海外投資に当てたことを

認めています。「講座の学生を失うことが心苦しい。脇が甘く反省している」と謝罪した

そうです。

また、総務省も同日、委員にふさわしくない非行があったとして、山岡永知名誉教授に委託

していた行政相談委員を解嘱したことを明らかにしました。

山岡永知名誉教授は１９９１年に国の機関に対する国民の苦情相談に応じる行政相談委員に

なり、０７年から東京都行政相談委員協議会の会長も務めています。

山岡永知名誉教授は、１９３８年生まれの７７歳。

日本大学大学院法学研究科修士課程修了、米国ジョージワシントン大学大学院修士課程、

比較法学専攻修了。

アメリカの法律に関する著書を複数持っています。

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タグ：日本大学法学部 香港投資事業 日大名誉教授